名古屋工業大学 社会工学科

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永田研究室の三輪 直登さんが鋼構造シンポジウム2020アカデミーセッション優秀論文発表賞を受賞

■受賞者

工学専攻創造工学プログラム (永田研究室) 三輪 直登

■受賞名

鋼構造シンポジウム2020アカデミーセッション 優秀論文発表賞鋼構造シンポジウム2020

■受賞の内容

「山間部の鋼橋における結露状況の調査と考察」

全国には約72万橋の橋梁が存在し、老朽化の観点から橋梁の維持管理の重要性が高まっている。本研究では、鋼橋の腐食要因である鋼桁への結露に着目し、結露が発生しやすい県内の山間部の地理条件の異なる2つの橋梁にてACMセンサを用いた現場計測を行った。結果、標高の高低が結露発生に大きな影響を与える可能性があること、凍結防止剤などの塩分付着により早めに結露が発生する可能性があることが確認できた。

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写真-1 計測対象橋梁

 

 

図-1 濡れ時間の比較(2020年3月.jpg

 

図-1 濡れ時間の比較(2020年3月)

■今後の抱負

 

今回、このような賞を頂き大変光栄に思っております。優秀発表賞という「発表」に関する賞ということで、学部生の頃の発表練習や卒論発表などで身につけた力を存分に発揮できたと思います。今後、本研究の更なる発展に向けて取り組むとともに、スライドや発表に関する知識を後輩に伝えていけたらと考えております。
 
 
 
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