名古屋工業大学 社会工学科

研究紹介

研究紹介 <都市・交通計画 ― 計画工学系講座>

1)各研究室HPへは以下のボタンをクリック

都市交通研究室(藤田研)

都市基盤計画分野研究室(秀島・中居研)

交通工学研究室(鈴木研)

2)都市計画・交通計画と研究テーマ概観

都市交通研究室(藤田研)


・研究紹介1―「広域的な交通コントロールと地域・都心部の交通課題解決」

災害時の道路・公共交通の帰宅困難分析と交通シミュレーションの開発

災害時の帰宅困難状況を多数調査して、自動車や公共交通の交通混乱状況を分析把握したり、自動車・徒歩シミュレーションを開発してワークショップ等で事前対策を考えています。.

◇交通需要予測モデル(利用者均衡配分)の開発と道路網と街の活性化の研究

中京都市圏の道路交通ネットワークをインプットして,高速道路・バイパス建設や料金変更に伴う交通渋滞緩和や物流交通の円滑化を予測できる交通配分ソフトを独自に開発しています。交通流の分散を図る交通施設計画を支援して、地域や都心部の街の活性化や環境負荷の低減対策を考えています.

◇カウントダウン信号機の開発とIT交通技術開発

カウントダウンなどを表示できる車両用信号機を開発しました.さまざまな情報通信技術の活用による交通移動効率化に資する研究を行っています.



都市基盤計画分野研究室(秀島研)


・都市を支える施設,しくみ,サービス・・・テーマがいっぱい!  

Theme1 都市計画と河川流域における合意形成

都市を流れる河川の水質改善や,沿岸のまちづくりに関わる人々-市民,行政,企業,研究者等-は河川,地域,技術などをどのように理解し,どのように政策を形成しようとしているか,政策形成のプロセスに参画・観察し,明らかにします.


人々に背を向けられた都市河川-堀川

Theme2 都市防災のための情報基盤と施設基盤の整備

都市の防災・減災にむけて,従来からの社会基盤整備(ハード整備)と,情報技術や学習プログラム(ソフト整備)の相乗効果が期待できる組み合わせについて考えます.


DIG(地域を歩き危険箇所をまとめる)

Theme3 公共施設管理の情報化・効率化(アセットマネジメント)

多種多様な社会基盤施設を地域の資産(アセット)として認識し,限られた予算の下で長期的に機能を保持・向上させていくアセットマネジメント戦略の方法論を構築します.


数十年間にかかる費用を最小化する


交通工学研究室(鈴木研)


・研究紹介―「色んな都市交通研究と街づくり」

◇可視光通信誘導システムによる視覚障がい者の横断支援に関する研究

視覚障がい者の方が安全に交差点を横断できるように,LED式歩行者信号灯器に可視光通信機能を組み込んだシステム(可視光通信誘導システム)を開発しました.視覚障がい者を対象として実横断歩道を模した実験施設(名工大22号館北)での歩行調査・アンケート調査により性能評価を行い,有用性を確認しています.


◇安全・円滑な平面交差部の計画・設計・運用に関する研究

利用者(ドライバー,自転車,歩行者)の認識・行動に着目して,安全・円滑な平面交差部の計画・設計・運用評価の枠組みを検討しています.大規模交差点における歩車分離信号制御,方向別制御や構造変更による交差点コンパクト化,中央帯を活用した運用,自転車道を有する交差点での接続構造など,様々な制御方式/運用形態に関する横断者行動や車両挙動特性分析を通じて,効果検証を行っています.


◇機能面から見た都市内道路空間のあり方に関する研究

都市内で必要とされる道路の機能を明確にし,今後の道路空間のあり方を検討するために,都心部の路上・路外駐車の実態を把握し,駐車施設の適正配置・規模について分析を行い,また,道路の横断面構成について利用者挙動・安全性の観点から分析しています.


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