名古屋工業大学 社会工学科

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水工学分野

東海地方の低平地に位置する大都市である名古屋は,過去に,伊勢湾台風による高潮被害ならびに東海豪雨による内水氾濫を経験しており,風水害に対する防災・減災は重要課題です.また,気候変動による渇水など水資源の問題とも両立して取り組まねばなりません.水工学分野の授業科目としては,環境水理学Ⅰ・Ⅱ,環境水理学演習,環境都市工学実験,水域防災工学などを担当しています.

■流域研究室 研究室HP


萱場 祐一教授

流域研究室(萱場研究室)では流域までも視野に入れ、安全、安心で、豊かな生物が生息し、魅力溢れる川づくりを行うための研究を幅広く実施しています。

 研究は流域治水、流域環境の2つの視点から実施し、ダム、川そして集水域や氾濫域までも対象とし、水理学、河川生態学、景観工学を駆使して、研究を進めます。

■海岸研究室 研究室HP

■研究内容

今後30年間に発生する可能性がある南海トラフ地震が,人口減少社会に襲いかかる.近年の気候変動に伴う高潮,強風や豪雨災害を予測には,さまざまな不確実性を的確に取扱う必要がある.また,良好な砂浜の維持は,自然との共生に加えて,遠浅海岸は高波を砕波させ,沿岸部の高波災害対策となる.これら海岸工学の問題に取組んでいる.

■水文気候研究室

■研究内容

将来起こりうる災害や環境変動に備えるには,過去に実際に起きた事象の調査・分析が不可欠である.そうした観点から,過去の豪雨や洪水,気候変化を,気象観測記録や古文書,樹木年輪資料等を手がかりに江戸時代まで遡って復元し,治水対策等に効果的に利用する方法について研究している.

過去約200年間の気候変動を記録している「弥陀の松」(碧南市)の標本
https://youtu.be/Fia-hMiJXmc

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