名古屋工業大学 社会工学科

contents

生態・環境工学分野

生態・環境分野では, 生物または生態系と人間活動の相互作用について研究しています. 人間活動は自然環境から資源を得て, これを変換し副産物を環境へ排出します.現在,人間活動と自然環境の自浄作用の平衡が崩れ様々な環境問題が生じています.我々は生態学ならびに環境工学をベースとしたアプローチにより地球の恒常性を維持した持続可能な社会の実現に取り組みます.

フィールド調査で希少種や外来種調査を行い,生態系保護に役立てる活動を行っています. フィールド生物調査だけでなく住民とのディスカッションから生態系に求める機能を調査しゾーニングを提案します
持続可能な社会では資源循環技術が重要です. 都市の静脈がいきつく水処理施設や沿岸域を資源循環拠点と捉えた資源を循環する仕組みを考えます.

■保全生態学研究室 研究室HP

増田 理子 教授

■研究内容

人間活動が生態系に与える影響を評価し,生態系の回復や保護のために取り組んでいます.主な研究テーマは, ①絶滅危惧生物の保全に関する研究, ②外来生物の侵入経路や生態系に及ぼす影響に関する研究, ③生態系の環境評価, ④生態系回復の基礎技術の開発, ⑤里山保全の基礎研究, ⑥貴重種保全のためのガイドライン, です.

 

■水環境微生物工学研究室 研究室HP

■研究内容

水環境に生息する微生物を用いた環境浄化研究に取り組んでいます.特に酸素に代わって電極へと電子を回収する微生物燃料電池を用いた廃水処理のエネルギー自立化,そして,酸素のかわりに有機ハロゲンを用いて呼吸する微生物による地下水浄化研究に取り組んでいます.

pagetop