分野紹介
３．技術者像，アドミッションポリシー，学習・教育到達目標
環境都市分野が目指す技術者像
環境都市分野では，次のような人材を育成しようとしています．
- 環境にやさしく安全で快適な都市を創造し，災害に強い国土を形成するために，都市や社会を支えるさまざまな社会基盤（鉄道，道路，公園，橋，港湾，上・下水道など）やシステムを計画・設計・建設・運用・維持できる高い技術力を持った人材
環境都市分野のアドミッションポリシー
環境都市分野では，大学入学前からできるだけ意識して進路を考えて頂けるようにアドミッションポリシーをまとめています．
環境都市分野では，次のような学生を広く求めています．
- 工学や科学技術に強い関心を持ち，数学・物理系科目などをはじめとして，そのための学習に必要な基礎学力をもつ人
- 国土空間・都市空間的な観点からの社会基盤の整備に関して，計画・設計や，建設・維持・運用技術に関わる学問に関心を持つとともに，自ら新しい課題を見つけ，災害につよく豊かな環境都市社会を創造することに意欲をもつ人
- 美しい国土および自然・地球環境の保全と調和を図り，現在および将来世代の安全，福祉，健康を増進し，人類の持続的発展を支え育む活動に意欲がある人
環境都市分野の学習・教育到達目標
Ⅰ.幅広い教養と技術者倫理
- ＜科学技術基礎＞科学技術の共通基礎科目として数学・外国語・情報処理能力を習得する．
→［標語A］ 科学の基礎を身につけよう - ＜自然科学＞自然科学全般に関する広い知識を修得し，科学的思考能力を高める．
→［標語B］ 自然の叡智を学ぼう - ＜多面的思考と技術者倫理＞人類の文化，社会や自然に関する多面的な思考力を修得し， 技術者としての倫理・責任感を身につける．
→［標語C］ 多面的な思考力と技術者倫理を身につけよう
Ⅱ.基礎的学理・専門知識・応用能力
- ＜主要専門基礎＞主要専門科目の基礎を身につける．（土木材料／構造工学／地盤工学／水工水理学／社会基盤計画学／土木環境システムの各系)
→［標語D］ 建設技術の専門家になろう - ＜自己学習・応用能力＞演習を通じて，自己学習の習慣を身につけ，応用能力を高める．
→［標語E］ 問題を解く喜びを覚えよう - ＜チームによる実体験＞実験・実習を通して現象の理解を深めるとともに，チームワーク能力を身につける．
→［標語F］ 実験のおもしろさを体験しよう
Ⅲ.社会に貢献できる技術者としての素養
- ＜コミュニケーション能力＞説明責任を果たすためのコミュニケーション能力を習得する．
→［標語G］ 論述・発表・討論ができる技術者になろう - ＜社会基盤整備の応用技術＞社会基盤の整備に対する基本的理論と応用的な技術を習得する．
→［標語H］ 公共構造物の造り方を学ぼう - ＜デザイン能力＞自ら問題を発見し，調査・分析・評価・提案を行うことにより問題を解決する能力を身につける．
→［標語I］ 問題を発見し，自分で解決する能力を身につけよう
